2014年2月のデビューコンサート以来、バンドジャーナルなど専門誌や新聞・テレビなど各メディアで取り上げられ注目されている日本ウインドアンサンブル《桃太郎バンド》が広島にやってきます！
　現在、最も人気の高い吹奏楽作品であるC.T.スミスの『華麗なる舞曲』でスタート。桃太郎バンド自慢のスーパープレイヤーたちの妙技を存分にお楽しみ下さい。
　今回は2名の客演指揮者をお迎えして致します。まずは2014年当団主催の指揮講習会にて桃太郎賞第1位を受賞された森下和臣さん。2015年に没後10年を迎えるA.リードのアルトサクソフォンとバンドのためのバラードを西本淳のソロとの共演で演奏致します。続いて、小林恵子が吹奏楽コンクールの審査員を務めた折にその指揮ぶりに惚れ込み、今回の客演をお願いした広島市立安佐中学校吹奏楽部顧問の岡田正文さん。2014年8月の土砂災害で安佐中も楽器庫が被害に遭うなど苦難を強いられながらも今年度中学校では全国でただ１校だけ吹奏楽・マーチング共に全国大会出場を果たされました。曲はご本人のたっての希望によりE.ボールの交響詩「復活」を演奏致します。
　メインにはJ.バーンズの交響曲第3番を演奏致します。バーンズ作品の中では非常に珍しく“悲劇性”を内包した私的でドラマチックな交響曲です。作曲者自身の人生を凝縮したような40分を超える大作を桃太郎バンドが全霊を込めてお贈り致します。